空港の規制値(2)

成田国際空港

1.成田国際空港の規制値

    成田国際空港は、内陸に位置することから周辺への騒音軽減を目的として、深夜時間帯(23時から翌朝6時)は離着陸ができません。また、一週間当たりの発着回数の制限についても、A滑走路、B滑走路合わせて5,753回までとするなどのローカルガイドラインが設けられています。更に、管制処理能力の観点から、離着陸回数も30分ごとに制限が設けられており、A滑走路、B滑走路それぞれ、あるいはAとBを組み合わせて何回といった複雑な規制値があります。更に細かな規則もあり、成田空港の調整では乗入れ各社が100%満足するスロットの割当てが困難な状況です。

成田国際空港

2.東京国際空港(羽田)の規制値


    東京国際空港は、沖合いを埋め立てて建設したため24時間離着陸が可能でありますが、国内線でほぼ満杯状況で国際線に割り当てられる便数には限度があります。国際線については、昼間時間帯160回/日、深夜早朝時間帯80回/日という日枠が設定されています。また、管制処理能力の観点から、5分、15分、30分、1時間の規制値が設定されており、更に複雑な規制も設定されています。

羽田国際空港

3.関西国際空港の規制値


    関西国際空港は、海上空港ということから騒音対策としての1日当たり何回といった発着回数制限はありません。加えて、2007年8月には2本目の滑走路が供用開始となり完全24時間離着陸が可能となりました。関空では格安航空会社(LCC)の参入、国際航空貨物ハブ化を目指して施設整備が実施されています。

関西国際空港

4.新千歳空港の規制値


    新千歳空港は、内陸空港ですが24時間運用の空港です。しかしながら、地域の騒音軽減の観点から、深夜時間帯(22時から翌朝7時)については、運航制限があります。また、国際線の乗り入れに当たっては、隣接する航空自衛隊千歳飛行場における部隊運用・訓練との調整を図るための特別な調整が必要となります。

新千歳空港

5.福岡空港の規制値


    福岡空港は、都心部に近い内陸空港ですが24時間運用の空港です。しかしながら、都心部に非常に近いため騒音軽減の観点から、深夜時間帯(22時から翌朝7時)については、運航制限があります。また、最近ではLCCの乗り入れ、国際線の増加により非常に混雑してきており、管制処理能力の関係から1時間値が設定されています。

福岡空港

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